2014年2月12日水曜日

Windows8 の長所・短所

古いマシンをxp からWindows8 に移行し、使った感想を述べます。
散々、色々なところで色々言われてますが。

  1. 長所
    • ハードウェアスペックが低いマシンでも、意外とストレスなく使える。
      メモリ3GB でも使えるけど、快適にするなら8GB にしておいた方が無難。
      因みに私の利用環境は、以下の通りです。

      OSWindows8 Professional 64bit
      CPUAMD Athlon64x2 4400+
      マザーボードASUS A8N-SLI Premium
      (nForce4)
      メモリ3172MB
      →後に8192MB へ
      ヴィデオカードASUS EAH5670/DI/1GD5

    • OS の起動が速い。
      xp よりどの程度速くなったか、と具体的な数値は出せないけど。
    • 意外なことに、Windows7 用ドライバがそのまま使える。
      当初、もうサポート切れになったチップセットドライバはどうしよう? と思ってた。
      でもnForce Driver for Vista 64bit 15.25 が問題なくインストール出来た。
    • エクスプローラのパンくずリストが、便利になった。
      ファイルを上階層へドラッグ&ドロップすると、移動可能。
    • タスクマネージャが使い易い。
      これはWindows7 でも使いたいくらい。
    • チェックディスクがかなり速い。
    • USB3.0 など、新しいハードウェアに対応している。
  2. 短所
    • 有無を言わさず、スタート画面を使わされる。
      Classic Shell などで、スタート画面をスキップさせれば良い。
    • キー入力管理系など、使えないソフトが結構ある。
      →AutoHotKey は対応したかも。
    • エクスプローラの改悪、というかUI 設定変更機能を廃止した。
      但しWindows7 で改悪したものもあり。
      1. ファイルを全て選択して、ファイルの加減を行った場合、全てのファイルを選択した状態とになる。
        →レジストリ設定で変更可能。
      2.  アイコンが自動整列される。
        →レジストリ変更で可能。
      3. アイコンの間隔を変更できない。
        →レジストリ変更で可能。
      4. フォルダ内のファイルタイプを自動判別し、表示形式を勝手に変える。
        →レジストリ変更で可能。
      5. 詳細ウィンドウ(ペイン)を表示にすると、エクスプローラの右端を大きく専有して、邪魔。
        Windows7 では、エクスプローラ下部に表示されて便利なのだが…
        →Classic Shell 付属のClassic エクスプローラや、OldNewExplorer で変更可能。
      6. かなりの頻度で、エクスプローラが勝手に再起動(した)。
        最近は再現しないので、Windows Update で直ったんだろうか?
    • ドライバー署名の強制を無効にする場合、再起動が必要。
    • セットアップ時に、ほぼ強制的に、Microsoft アカウントを使えという。
      →一応ローカルアカウントでのセットアップも可能。
    • ファイルやプロトコルの関連付けが、スマートに設定できない。
      Firefox を標準ブラウザにするのでさえ、かなり色々と試行錯誤した。
    • タスクスケジューラからVBS ファイルを実行する場合、毎回「このファイルを開く方法を選べ」とうるさい。
      これもファイルの関連付けが影響してるんだろう。
    • スリープからの復帰ができない。
      具体的にはS0/1、S2 ステートを使うと、復帰できない。
      xp では問題がなかったスリープが使えなくなったので、休止状態のみ使う羽目となった。
      まあハードウェア(チップセット)固有の問題ですが。
    • OS 起動時のF8 キー押し続けで、セーフモードを選択することが出来ない。
      →コマンドでブートマネージャを有効にすることで、可能となる。
    • フォント、タイトルバー、枠線の設定が出来ない。
      「メイリオなんて大きらい」、「Tahomaなんて大っきらい!」、「Re-Metrics」で設定可能。
    • UAC が妙に厳しくなり、PowerShell 実行時にも確認を要求される。
      解決策不明で、非常に鬱陶しい。
    • Windows Update で更新プログラムがある場合、バルーン通知されない。
      →Windows Update Notifier で可能。
  3. Windows8.1 の改悪点。
    • スタートボタンの復活。
      単にスタート画面の項目を表示するだけなので、意味なし。
    • 一部の古いCPU に関し、64 ビット版のインストールが不可となった。
      具体的には、CMPXCHG16b 命令を有しないAMD、Athlon64x2 などが該当する
      32 ビット版は問題なしだが、4GB を超えるメモリを搭載しているマシンでは、メモリが余ってしまうので意味なし。

思いつくまま書いてみました。
まだ幾つかあるはずなので、思い出した時に追加します。

しかしこうしてみると、長所より短所の多いOS ですねえ…
カスタマイズすれば快適になるのですが、それはレジストリ変更なので、気楽に行えませんよね。
※あくまでも個人の感想です。

Windows9 ではどうなるんでしょうか?

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