が、軽い気持ちで始めて、少し後悔しました…
FindBar Tweakの作者さんは、localization(l10n)したものを送る際は、BabelZilla 経由にして欲しいみたいです。
ただし、強要ではありません。
BabelZilla という単語は初めて知ったので、ちょっと調べてみました。
BabelZilla とは、
BabelZilla <http://www.babelzilla.org/> はMozilla系の拡張機能のローカライズ支援サイトです。だそうです。
- BabelZillaの紹介文 - deq blog
特徴としては、
- 各国の翻訳者が登録すると、アドオン作者、円滑にやりとり出来る。
- Web Translation System(WTS)というのがあり、翻訳及び進捗状況なども管理出来る。
- 各言語には、複数の翻訳者を登録可能で、チーム作業が可能。
ただこのBabelZilla 、色々と厄介なものでして、
- 英語記述のシステムである。
英語が苦手な私(*1)は、初手から挫折しそうになりました。
一応、日本語のヘルプがあるのですが、文字化けしてて使い物になりません。 - アドオン作者は有益だけど、翻訳者にはあまり利点がない。
単独での翻訳作業なら、chrome\locale\ja-JP をzip などでアーカイブして、作者さんに送る方が簡単かと。 - アドオン配布公式ページ(AMO: addons.mozilla.org)も翻訳対象になる(*2)。
xpi ファイルには含まれていませんが、AMO.properties というのがそれです。
作者さんにも依りますが、今回はかなり詳しく説明されてたので、一番苦労しました。 - アドオン作者と連絡する方法が不明。
私がシステムを理解していないだけでしょうね…
アドオン毎にフォーラム(BabelZilla Board)があるのですが、メンバー全員に伝えなくても良い事などでは、使うのに躊躇してしまいます。 - install.rdf のDescription: に日本語で(*3)記述すると、文字化けする。
これはアドオン作者さんもご存知で、
「送ってくれたロケールのを使うから、心配しなくていいよ」
と言ってました。
(*1) じゃあどうして日本語化なんてやってるんだ? とツッコミあるでしょうね:-)
(*2) 原文そのままになっているアドオンの方が、多い気がしますけどね。
(*3) 多分、他のマルチバイト文字コード(*4)でも、文字化けそうな気がします。
(*4) ISO-2022-JP はどうなんだろ?
自分から名乗り出た以上、FindBar Tweak の日本語ロケールは「出来るだけ」メンテナンスしていくつもりですが、他のアドオンは多分やりません。
そもそも、自分用に翻訳したので。
参考:
- BabelZillaの紹介文 - deq blog
http://d.hatena.ne.jp/deq/20061211/1165853561 - BabelZillaへの登録
http://bushwhacker.seesaa.net/article/11795332.html
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